文部科学省 フラッグシップ2020プロジェクト [Japanese / English]
ポスト「京」重点課題⑧「近未来型ものづくりを先導する革新的設計・製造プロセスの開発」
サブ課題E「新材料に対応した高度成形・溶接シミュレータの研究開発」
プロジェクト概要
高度溶接シミュレーション技術を開発し、溶接工程における溶接順序探索および逆ひずみ量推定の高精度化・高速化を行うことが目的である。平成29年度までの達成目標として、入熱による熱弾塑性解析の計算精度を検証し、数mmのオーダーの溶融条件を考慮した大規模並列計算性能を検証する。平成31年度までの達成目標として、ターゲット問題における部品規模の溶接解析の計算精度を従来アプリと比較し、開発するアプリの優位性を示す。そして、全体規模の溶接解析結果を実験値と比較し、開発するアプリの予測精度を検証する。
取組内容
自動車/重機械フレーム全体規模で溶接工程における永久変形が実用的な時間内に高精度に予測できる高度溶接シミュレーション技術を開発する。
- アセンブリ/接触問題の大規模解析が可能な並列反復法の開発
- 大規模強連成解析手法 ( 熱弾塑性・相変態) の開発
- プレス成形時のスプリングバックを考慮した溶接解析手法の開発
公開資料
その他記載事項
- プロジェクトメンバー
- 奥田洋司 教授 (担当責任者)
- 橋本学 講師 (実施担当)
- 林雅江 特任研究員 (実施担当)
- 井原遊 RA (実施担当)
- 生野達大 RA (実施担当)